コーヒー豆の生産
全世界では、150億のコーヒーノキが約60ヶ国の1000万ヘクタールの土地で生育していると概算されています。主な生産地は赤道を中心として帯状に広がっていて、ブラジルやコロンビアなどの中南米や、ベトナム、インドネシアなどの東南アジア、エチオピアやタンザニア、ケニアなどのアフリカ諸国などが該当します。
また有名銘柄の産地としてハワイ、イエメンなどもあげられます。意外なところではインドや中国などでも生産されています。ただし、良質のコーヒー豆の生産には気候や降雨量などさまざまな条件が必要となります。
赤道をはさんだ、南北回帰線(北緯・南緯25度)内の熱帯、亜熱帯地域は、コーヒー栽培に適した気候と土壌を持っていることから、コーヒーベルト(コーヒーゾーン)と呼ばれています。
日本でも小笠原諸島や沖縄に移入されたことがありますが、残念ながら大規模生産には成功していません。ただし九州や沖縄で個人規模農園で栽培している人もいるようです。
近年になって、これまでロブスタ種の栽培が主流であったタンザニア周辺地域のアフリカ諸国、(ザンビアやマラウィ等)で輸出用に高品質のアラビカ種の栽培が盛んになっていて一部国連主導による「国連グルメコーヒー開発プロジェクト」に加盟している国も存在します。(ブルンジ、ウガンダ)。これらのアフリカ諸国のコーヒーも日本で一部流通しはじめています。