コーヒーの木の特徴と生育地
コーヒーの木はエチオピアのアビシニア高原原産の植物で、分類学的にはアカネ科の常緑樹に分類されます。主な生育地は熱帯地方に分布していて、成木は大きいものでは約3~3.5mの高さの高木になります。
枝の剪定には、ある程度耐性が強いですが、冬場に霜がつくと成長が止まるため、寒冷地での栽培には適しません。栽培地の気候としては、雨季と乾季があるところが理想で、高地で最も成長します。
コーヒーの木は樹齢3年後ぐらいから、50~60年の間に開花して結実します。コーヒーの花は白色で、その色と匂いはジャスミンに似ています。コーヒーの果実はコーヒーチェリーと呼ばれていて、多くの場合は赤色か紫色の実をつけますが、一部の品種では実の色が黄色のものもあります。
果実だけではなく、果肉にも若干のカフェインが含まれていて、地域によっては食用にされています。果実の成熟までの期間はおよそ8~9ヶ月です。
コーヒー豆として使われているものは、コーヒーの実そのものではなく種子の部分です。コーヒーの果実の中には2粒の種が向かい合わせに入っています。
また、枝の先端に付く実には1粒だけ丸い種子を含むものがあり、これは「ピーベリー」と呼ばれていて、その希少価値からピーベリーのみを特に集めたコーヒー豆は、高価で取引される傾向にあります。