茶外のお茶
中国茶といえば、普通は茶樹の葉のお茶のことですが、その他にも日常的にお茶と同じように飲まれているものが「茶外のお茶」です。
茶外のお茶として有名なものとしては、まず八宝茶が挙げられます。「八宝」とは「たくさん」という意味ですが、本当にさまざまなものが入っています。緑茶をベースとして、氷砂糖やなつめ、クコ、竜眼、アンズなどのドライフルーツや、松の実、菊花、白きくらげ(!)など、それぞれに薬効があり、体によいお茶とされています。ほとんど漢方薬の世界ですね。
羅漢果(ラカンカ)茶も茶外のお茶に数えられます。砂糖の数倍の甘味を持ちますが、ほとんどノンカロリーで、かつビタミン・ミネラルが豊富な優れた果実で、これをドライにしたものをお茶として飲むわけです。
また、苦丁(クテイ)茶というオトギリソウ科の植物から作られているお茶はとても苦いのですが、解毒、のぼせ、利尿作用などの薬効があるそうです
雪茶という白い葉を乾燥させたようなお茶は、雲南省とチベットの境にそびえる高山に生えているムシゴケという地衣類(コケの仲間ですね)を乾燥させたものです。
血中コレステロールを減らし、便秘や冷え性に効果があるとか。脂肪分解率も高く、ダイエットにも効果的とのことで、注目を集めているようです。